北朝鮮が朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会で、弾道ミサイルと核開発の中止を決定したしたということです。

これで、アメリカとの戦争が秒読み段階と伝えられていた戦争の危機が、避けられたのではないかと思います。

 

今まで、核開発が現体制を維持することになるとして核開発に固執してきた金正恩氏がこの考えを変えたのは、どうしてなのでしょうか?

 

金正恩氏が弾道ミサイルや核開発を中止した理由を探って行きたいと思います。

スポンサーリンク


弾道ミサイルと核開発を中止、制裁決議の効果か?

もちろん、昨年の弾道ミサイルや核実験によって、国連安保理が決定した制裁決議により北朝鮮の経済情勢が疲弊したことも理由の一つだと思います。

 

しかし、金正恩氏が国民の飢えた生活状況を憂いて弾道ミサイルや核開発を中止したとは考えられません。

 

あくまでも弾道ミサイルや核開発を中止することが現体制を維持するベストな方法だと判断したのに違いありません。

 

金正恩氏への不満が高まっていた?

金正恩氏への不平不満が高まっていたと思います。

金正恩氏は、今までは自分に反抗するものは粛清し命を奪って行ったのですが、それも限度がある事に気が付いたのではと思います。

 

周りの側近たちが態度には出さないものの、金正恩氏は自分への忠誠心や現体制を維持する機運が弱くなっていることに危機感を持ったのではないかと思います。

 

粛清をしていたのでは、国家自体が存続できないことに気が付いたのだと思います。

 

アメリカとの戦争を恐れた?

金正恩氏は、アメリカのトランプ大統領が戦争に対して本気で考えていることを知り、戦争を回避することが必要でした。

 

もし戦争をすれば、北朝鮮の現体制は間違いなく崩壊することを知っていたからです。

 

先日、アメリカがシリアを攻撃したのも金正恩氏にとっては、他人事とは思えなかったのではないかと思います。

 

口では、虚勢を張っていましたが、冷静に考えれば北朝鮮が戦争に勝利することはないということを知っていたと思います。

 

いざとなったら、一矢を報いるという覚悟で戦争をするという浅はかな考えは持っていなかったということであり、金正恩氏に冷静な判断能力があったということだと思います。

 

金正恩氏の判断基準は、あくまでも金正恩氏を中心とする現体制を維持するには、どうするべきかの一点です。

 

金正恩氏は弾道ミサイルや核開発を中止して経済を立て直すことが現体制を維持するベストの方法だと判断したのに違いありません。

スポンサーリンク


金正恩氏は、弾道ミサイルや核開発を本当に中止するのか?

今まで、北朝鮮は核開発を止めると言って、各国から経済援助を受けながらも核開発を止めることはありませんでした。

 

このことから、また同じように制裁決議の中止や各国から経済援助を受けるために見せかけだけで、弾道ミサイルや核開発を中止することはないだろうとする見方もあるようです。

 

しかし、アメリカはそのように事は、いままでの経緯から十分理解していることであり、今回はそのようなごまかしは通用しないと思います。

 

アメリカは、弾道ミサイルや核開発を中止を証明できなければ、制裁決議を止めることはありません。

 

もし、北朝鮮が弾道ミサイルや核開発を中止することがなければ、今度こそアメリカは北朝鮮に武力行使をすることは間違いないと思います。

 

北朝鮮の国民生活は?

金正恩氏が国民の生活を第一に考えているということは考えられません。

 

しかし、弾道ミサイルや核開発を中止すれば、各国の経済支援を受けることが出来ます。

 

当初は、金正恩氏の一族や軍の中枢にいる者が恩恵を受けると思いますが、最終的には経済の活性化で国民の生活も少しは豊かになると思います。

 

しかし、北朝鮮の現体制が続く限り、国民の人権が尊重されることはないと思います。

 

今回の弾道ミサイルや核開発の中止が戦争の危機を回避することになるということは、私たちにとっては喜ばしいことですが、北朝鮮の国民にとっては人権が尊重される時代が来ることが遅くなったと思ってしまいました。