2018年4月27日は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、板門店にある韓国側の施設「平和の家」で南北首脳会談を行いました。

 

この会談で「完全な非核化により、核のない朝鮮半島の実現という共通の目標を確認した」という「板門店宣言」に両首脳が署名をしました。

 

南北首脳会談で「非核化」の宣言が盛り込まれたのは、日本にとっても歓迎すべきことで大きな成果だと言えると思いますが、問題は非核化への具体的な方法示されていないことです。

 

もちろんこれから、協議されるとは思いますが、、。

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北朝鮮の過去の非核化とは?

ただ、北朝鮮の「非核化宣言」は、今回ばかりではなく過去にもあり、その度に裏切られた経緯があり、信用できないという意見も見受けられます。

 

過去の歴史を紐解いてみると、

 

1.1994年には核開発を中止する見返りに代わりに軽水炉の提供を受ける合意をアメリカと交わし、重油や食料援助を受けています。

 

しかし、北朝鮮は隠れて、プルトニウムやウランの濃縮を行い核開発を中止するという約束を破っています。

 

2.2005年には6か国協議(日本・南北朝鮮・中国・ロシア・アメリカ)で北朝鮮が核放棄を約束しましたが、結局北朝鮮はこの約束を破っています。

 

3.2012年弾道ミサイルの発射実験の核実験の凍結を約束して、核監視団の受け入れを約束しましたが、これも一方的に破られています。

 

北朝鮮は、非核化を餌に経済援助を受けて、また約束を破るということを過去3度に亘って繰り返してきました。

 

今度が、4語目ということもあり、アメリカや日本では今度も口先だけではないかと言う不信感があります。

 

今回の「非核化」の対応の違い

しかし、今回の「非核化」は今までのと違い、北朝鮮が一方的に約束を破るということは考えにくいと思います。

 

それは、アメリカをはじめとする国連安保理の態度が強硬であるためです。

 

いま、北朝鮮に課せられている制裁決議は、今までの経済制裁に比べ格段に強力な物です。

もし5月に予定されているアメリカと北朝鮮の会談で折り合いがつかない場合は、トランプ大統領は武力行使もいとわないと言われています。

 

北朝鮮も今までのように一方的に非核化の約束を破る訳にはいかないと思います。

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もし、非核化が実行されない場合は?

もし、非核化の具体液な実効性が確認できなければ、先ほど述べたようにアメリカの武力行使に正当性を与える事になり、戦争ということになると思います。

 

北朝鮮の現状としては、石油が絶対的に不足していることから、戦争を行い続けることは不可能だと考えられます。

 

金正恩氏もその事は十分承知していて、自ら自国の体制を崩すようなことはしないだろうと良い方に期待してしまいます。

 

そうでないと、戦争になった場合の被害を考えると、韓国に次いで被害が大きいのは日本だからです。

 

私としては、北朝鮮が誠実に「非核化」を実行してくれることを願わずにはいられません。