歌手の広瀬香美さんが事務所移籍で揉めているようですね。
ことの発端は、5月21日付で前事務所を契約を終了し、 Muse Endeavor inc. に所属することなったことを自身のTwitterで発表したことです。
なお Muse Endeavor inc. という事務所は、広瀬香美さんの個人事務所のようです。
この独立を聞いた時は、前事務所オフィスサーティーを円満退社されて独立されたのかなと思っていました。
広瀬香美は、新たな事務所に移りました。
ウェブでお気に入り登録してくださっている皆さまは、
新しいHPへ変更をお願い致します。
今後とも温かい応援をよろしくお願いいたします。
新Web → https://t.co/ps6ItkXdUh
会社Web→https://t.co/a14lw0PuNT— 広瀬香美 (@kohmi) 2018年5月28日
ところが、31日にはオフィスサーティーから広瀬香美さんの事務所移籍を否定する声明が出され、広瀬香美さんが事務所の承諾を得ないで勝手に事務所を辞めたということのようです。
さらに事務所は、芸名「広瀬香美」の使用中止を求めています。
広瀬香美さんの円満退社と思えたものが、前事務所との泥沼劇を演じそうな様相になって来ました。
広瀬香美さんと事務所オフィスサーティーの間にどんなトラブルがあったのか、それと芸名「広瀬香美」は、そのまま使用できるのかを見て行きたいと思います。
広瀬香美と事務所のトラブルとは?
芸能人と所属事務所で一番多いのが金銭トラブルだと思います。
今回、広瀬香美さんは、移籍の理由を語っていませんので断定はできません。
しかし、個人事務所を立ち上げていることを考えると金銭トラブルという可能性が強いと思います。
ご存知のように、個人事務所を立ち上げれば入ってくる収入は全て自分の収入になります。
自分の給料が少な過ぎるとか給料のアップを交渉するという煩わしさも必要も無くなります。
広瀬香美さんも自分の事務所を立ち上げれば、事務所にマージンを取られることがなくなるため確実に収入が増えます。
ですから、収入面で前事務所と折り合いが付かなかった可能性が一番強いと思います。
ただ、事務所としては収入が確実に減ることになるため勝手に辞めてもらったのでは納得できないのは当然のことだと思います。
広瀬香美さんも十分に事務所と相談したうえで円満退社という方向を目指した方が賢明だったと思います。
それとも、話し合いができるような状態の事務所ではなかったということでしょうか、、。
この辺りの事情はこれから明らかになって来るものと思います。
芸名「広瀬香美」は引き続き使用できるか?
芸名「広瀬香美」はそのまま利用できるかということでも、両者は激しく対立していますね。
広瀬香美さんは広瀬香美の名で今まで通り音楽活動を続けて行くと宣言しています。
これに対してオフィスサーティーは、芸名の使用中止と場合によっては損害賠償をあり得るといった強い調子の声明を出しています。
『広瀬香美』は弊社代表取締役である平野ヨーイチ氏が命名した芸名であり、『広瀬香美』の芸名の使用権限は、弊社及び平野ヨーイチ氏に帰属しており、弊社当社所属のアーティストとしての活動以外には、『広瀬香美』の芸名を使用できません。・・・
『広瀬香美』の名を使用した芸能活動の一切の禁止を求めるとともに、断固たる法的措置をとる所存であります。
今後、石井麻美氏が『広瀬香美』の芸名を使用した芸能活動を行った場合には、これに加担した第三者に対しても、損害賠償請求の対象とすることを含め厳しい対応をとる所存でおります。
この声明文を読んだだけでもオフィスサーティーが激怒していることが分かりますね。
でも私の考えでは、「広瀬香美」の芸名を使うなというのは嫌がらせに過ぎないと思います。
広瀬香美さんは、堂々と広瀬香美の名前で音楽活動ができると思います。
理由をあげてみます。
1.平野ヨーイチ氏を付けた名前だから返さなければいけないという根拠がありません。
広瀬香美さんは、名前をもらったと考えるのが普通だし、貰ったものは返す必要はありません。
2.オフィスサーティーは、「広瀬香美」という芸名を返してもらってどうするのか?
まさか、新人歌手を「広瀬香美」の名前で売り出すことはしないでしょう。
「広瀬香美」というのはビックネームではありませんので、本人以外が利用して経済的利益を得られるような芸名ではありません。
本人が利用する以外メリットはありません。
オフィスサーティーは、芸名に付いては嫌がらせをしているに過ぎないようです。
3.法律的にも広瀬香美さんがそのまま芸名を使用しても問題ありません。
調べてみたところ「広瀬香美」では、商標登録されていませんので何も問題ないようです。
広瀬香美さんにアドバイスするとしたら、「広瀬香美」で商標登録された方が良いと思います。
ちなみに「美空ひばり」という芸名は商標登録されていますので、勝手に使うことは出来ません。
事務所も芸名を使わせないためには商標登録をしておくべきだったようです。
まとめ
広瀬香美さんは、独立にする時に事務所の承諾を取るべきだったと思います。
おそらくは、事務所とのトラブルの原因は、自身の事務所を立ち上げていることから金銭問題だった可能性が強いと思います。
事務所が求めている芸名「広瀬香美」に付いては引き続き使用しても問題ないようです。
しかし、音楽活動に打ち込むためにも早めに事務所問題は解決する必要があることには違いないようです。
事務所移籍問題が泥沼化することのないように願っています。