貴ノ岩(千賀ノ浦部屋)が元横綱・日馬富士を今日中にも提訴する予定だと言われています。
これは昨年の日馬富士の貴ノ岩への暴行事件に対する示談交渉が決裂したことによるものです。
刑事事件としては、今年の1月に罰金50万円と言う略式命令を受けたことで決着し、その後示談交渉に臨んだようですが、これが不調に終わり今回の提訴へとなったものです。
貴ノ岩が提示したのは3000万円の和解金ということですが、日馬富士が高すぎるということで拒否したということです。
この3000万円と言う金額に付いてはどんな根拠からはじき出された金額なのか?
また妥当な金額かどうか見て行きたいと思います。
示談金3000万円の内訳は?
個人的には3000万円と言う示談金は高すぎる気がしますが、内訳を見ないと判断できませんので、先ず内訳を見てみましょう。
内訳としては、
①入院費
②交通費
③慰謝料
④2場所休場したことの補償と休場したことにより大関昇進の可能性が断たれ将来的な損失を生じた。
のようです。
この内①、②に付いてはハッキリした金額が領収書等で確認できるので問題にはならないと思います。
普通に考えたら医療保険もあるし数十万円と言った程度の金額だと思います。
③に付いては、傷害事件による慰謝料ですが、殴られたことによる精神的な被害の慰謝料は100万円程度が相場だと言われています。
これを考えると示談金3000万円の内訳のほとんどは④の休業補償と将来的に失われた利益の補償ということになると思います。
裁判所が④についてどういった判断を下すか分かりませんが、個人的には少しと言うか、かなり高すぎるような気がします。
具体的な金額はどのくらいが妥当なのか?ネットなどで調べてみたところ400万円~500万円が妥当であると意見が多いようです。
本当に3000万円を要求しているのか?
ここで気になる事が、、。
関係者(どんな関係者?)によると3000万円の金額からして間違った報道をされているということで桁が違っていると言っています。
正確な金額は分りませんが、桁が違うのであれば百万単位の示談金ということで内容が大幅に違ってきますね。
示談金の額に付いては、もう少し正確な情報が入ってから判断した方が良さそうです。
日馬富士が提示した示談金は?
当然日馬富士の方からも示談金を提示したと思われますが、その額は幾らぐらいだったのでしょうか?
一部では50万円だったと言われています。
もしこれが真実としたら、貴ノ岩から見ればバカにされたような金額で到底納得できるものではないと思います。
私が見ても本当に50万円の示談金が提示されたのだとしたら、これは安すぎると思います。
まとめ
提示された示談金の正確な金額は分かりませんが、当事者間で話し合いが付かない以上、裁判で決着を付けるしかありませんね。
しかし、この日馬富士の暴行事件が必要以上に問題になり、未だに解決していないことに対して残念に思わずにはいられません。
少しこじれ過ぎたようですね。
早く、この問題が解決して相撲協会が正常な状態になることを願ってやみません。