コロナウイルス感染症の影響で収入が減ったり、中には雇止めや解雇になった人も多いと思います。
実は私もコロナに伴う人員整理の対象になり会社を解雇されてしまいました。
突然収入が断たれてしまい来月の家賃はどうしようか?
食費は?子供の学費は?家賃は?
やはり、考えるのはお金のことばかり?
それとこのまま死んでしまったらどうだろうか?
と要らないことまで考えてしまいます。
知らないと損する緊急小口資金の活用法!
死ぬことは論外として、とにかく生活費を工面する方法をネットで検索しました。
検索で出て来るのは、消費者金融や給与ファクタリングといった借金地獄に落ちてしまうような広告がほとんどでした。
そんな検索から探し出したのが緊急小口資金という物でした。
緊急小口資金というのを私は知りませんでした。
ご存知の方も多いと思いますが、まだ知らない方に損をしないように
また余計な借金で生活が苦しくならないように私が申し込んだ緊急小口資金に付いて説明して行きたいと思います。
緊急小口資金とは?
緊急小口資金は、新型コロナウイルス感染症の影響によって休業や失業状態などになり、収入が減少して生活資金にお悩みの方を対象に特例貸付をする制度です。
何も休業や解雇にならないまでもコロナウイルス感染症で収入が減少した方は、融資を受けられる可能性がありますので、社会福祉協議会に問い合わせして見て下さい。
必要書類
1.収入の減少状況に関する申立書
2.緊急小口資金特例貸付借入申込書
3.緊急小口資金特例貸付借用書(裏面:緊急小口資金特例貸付に関する重要事項説明書)
4.確認チェックリスト
以上の書類はダウンロード出来るようですが、私は自分の住んでいる住所を管轄する社会福祉協議会に電話して郵送してもらいました。
書類は、郵送してもらった方がベストです。
返信用封筒や記入例も送ってくれますし、電話した次の日には届きます。
また、コロナ感染症対策のため原則郵送のみに限定している社会福祉協議会が多いと思います。
記入方法は簡単で30分もあれば記入出来ます。
記載漏れ、押印忘れ、書類不足には注意してください。
電話が掛かって来たり、入金が遅くなります。
自分で準備する書類として
1.住民票謄本(家族全員が記載されているもの)
2.本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・健康保険証・在留カード:どれか一つのコピー)
3.預金通帳のコピー(金融機関名、支店、口座名義、口座番号が分かる部分のコピー)
緊急小口資金の返済方法は?
緊急小口資金は給付金ではなく貸付金なので原則返済しなければなりません。
ただし、免除の特例もありますので免除を希望されるからは、社会福祉協議に相談して下さい。
緊急小口資の返済方法等
1.金利:無利息
2.据置期間:最大12か月
3.償還期間:最大24か月
4.償還方法:月賦召喚または一括償還
5.延滞利子:償還期間経過後の残元金に対し、年利3.0%の延滞利子が徴収されます。
これを見るとコロナ困窮者にとっては、嬉しい貸付制度に違いありません。
この緊急小口資金を知らずに消費者金融や違法な闇金等に手を出すことの無いようにご注意ください。
この制度を知らないばかりに損したという事が無いようにしてもらいたいですね!
緊急小口資金はいつ入金されるのか?
気になるのは、緊急小口資金がいつ入金されるかという事ではないでしょう?
コロナウイルス感染症で生活が困窮している者にとっては早く入金してもらいたいと思うのが人情だと思います。
入金されるまでの日数は、ご自身がお住いの社会福祉協議会の混み具合で違って来ると思いますが、私の場合は1週間でした。
大体1週間から10日程度というのが多いようです。
総合支援資金とは?
緊急小口資金が最高20万円までの貸し付けに対し、総合支援資金は20万円が最高3か月間(最高60万円)貸し付けられる制度です。
その他にも償還期間が最長10年間というコロナ困窮者にとっては更に嬉しい貸付制度です。
ただし、私が住んでいる住所を管轄している社会福祉協議会の方針では、緊急小口資金を利用してみてそれでも生活に支障がある場合に初めて利用できるという事でした。
これは、お住いの社会福祉協議会によって違いがあると思いますので、それぞれ社会福祉協議会に問い合わせて見て下さい。
まとめ
コロナウイルス感染症の終息が見えない中で、コロナ貧困者が確実に増えています。
緊急小口資金更に足りない時は総合支援資金を利用して、何とかそれぞれの生活を守って行ってください。
緊急小口資金制度を知らなかったばかりに自暴自棄になるという事が無いように祈るばかりです。