制裁決議の全会一致での採択

2017年9月12日、国連安全保障理事会は、北朝鮮への制裁決議を全会一致で採択されました。

 

主な内容は、

1.原油や石油製品の輸入を年間200万バレルを上限とする。

2.繊維製品の輸出禁止

3.北朝鮮の出稼ぎ労働者の雇い入れ禁止。

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の資産凍結と国外渡航禁止は、今回は見送られたようです。

 

これらは、当初のアメリカが提案した内容よりも後退した内容だと批判する人もいます。

 

しかし、中国もロシアも賛成したという点は高く評価できると思います。

 

アメリカは、中国とロシアの賛成を得るために制裁決議の内容を緩和することは織り込み済みだったと思います。

 

トランプ大統領は、この制裁決議に対して、全会一致であることはよかったが、内容は取るに足らない内容であると述べているます。

 

場合によっては、さらに強化された制裁決議を求めていくという事だと思います。

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Sticky Notes

北朝鮮との戦争は秒読み段階?

いま、注目されているのは、北朝鮮がこの制裁決議の採択を受けてどう動くかという事です。

 

北朝鮮は、アメリカに対して「これまで経験したことのない最大の痛み」を与えると警告しています。

 

この、具体的な内容が、7回目の核実験なのか、アメリカを標的にした大陸間弾道弾の発射実験なのか、また一部で報道されているようなサイバー攻撃なのかは分かりませんが、ただの脅しではないと思われます。

 

では、北朝鮮が何らかの威嚇行動を行った時は、アメリカは、どう対処するのでしょうか?

 

今回のように、また安保理に更なる強化した制裁決議を提案するのでしょうか?

 

北朝鮮は、いくら制裁が強化されても核兵器を放棄することは考えられません。

 

と云うのも、現体制を維持するためには核の抑止力を持つ以外に方法はないと考えているからです。

 

専門家の中には、核兵器の軍用配備が完了するのは、早ければ来年中と言っている専門家もいます。

 

いずれにしても、完成までそう遠い事ではありません。

 

もし、アメリカが、北朝鮮が合法的な核保有国になることを認めないという従来の方針を変えない限り、北朝鮮との衝突は避けられないのではないかと思われます。

 

中には、2017年9月中にアメリカは北朝鮮を攻撃し戦争になると予測する人達もいるくらいです。

 

私の考えでは、戦争を避けるためには、アメリカが譲歩し北朝鮮の核兵器の保持を認めるしかないと思います。

 

しかし、これはアメリカにとっては無理な要求であり、特にトランプ大統領もとでは不可能な事です。
そうすると、もはやアメリカと北朝鮮の戦争は避けることが出来ない秒読み段階に入ったといえると思います。

 

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