前橋市の対応
群馬県前橋市の総菜店「でりしゃす」で先月、o157による食中毒が発生しましたが、o157はどこからも発見出来ず感染経路が不明のまま、前橋市は衛生管理の改善を指導しただけで、営業を止めることは有りませんでした。
しかし、患者の一人で3歳の女の子が死亡事実が明るみに出た事や、女の子が食べた総裁が加熱処理した総菜であることから2次汚染の可能性も考えられるとし急遽記者会見を開いています。
なぜ、前橋市は、今頃になってo157の感染が2次感染の疑いがある発表したのか、女の子が食べたものについては、事情聴取によって分かっていたのに、総菜店の営業再開を止めもしなかったことは、前橋市のずさんな調査だったと非難されても仕方のない事だと思います。
問題の「でりしゃす」店は自主的に営業を取りやめているという事ですが、前橋市には、営業再開にストップをかけて貰いたかったと思います。
Sticky Notes
次々と明るみに出る店側の不祥事
総菜を取り分けるのに使うトングに使い回しや、置き場所、マニュアルでは2時間おきに消毒するようになっているのに守られていなかったこと。
肉や魚を切る包丁と野菜を切る包丁を区別せずに使い回ししていたこと。
消毒液の使用期限が切れていた物を使用したことがあること。
これ以外にも、調べれば出てくると思います。
特に、他の系列店でもo157による食中毒患者が出ているという事から、何らかの問題があると思うのが普通だと思います。
o157の感染経路の究明
いくら、裸陳列が問題と言っても、それは全国いたるところのデパート、スーパー、レストラン等で普通に見られる販売方法です。
原因を明らかにすることにより、裸陳列の問題点や改良点が見直され、改善されていくのではないかと思います。
群馬県は、県内の「でりしゃす」全12店舗に立ち入り検査を行う予定だという事です。
ぜひ、o157の感染経路を明らかにしてもらいたいと思います。